ドクダミの調理法・ドクダミ茶のつくり方を解説

ドクダミは独特の薬臭い悪臭がする野草で、樹間や家の陰などの半日陰に群生し、6月から7月の梅雨の時期に4弁の白い花を咲かせる。薬草としては十薬(じゅうやく)と呼ばれ、利尿・湿疹・腫れ物・蓄膿症などに効能がある。生葉を揉んで柔らかくしてオデキに当てると吸出しの効果がある。食用というよりも「ドクダミ茶」に加工して健康茶として利用するのが一般的。

半日陰の梅林内や裏庭に群生している	ドクダミ

半日陰の梅林内や裏庭に群生している

薬臭い独特の匂いはイタダケナイが花は割とキレイなドクダミ

薬臭い独特の匂いはイタダケナイが花は割とキレイ

天ぷら

「若芽や若葉は加熱すれば悪臭が消えておいしい」と手持ちの『山菜・野草ハンドブック』には書いてあるのだが、実際に天ぷらにして食ってみた感想は、我慢すればなんとか食えるという程度で、決して美味しくはなかった。

花が咲く前の蕾が付いたくらいの若葉を摘む

天ぷら・なんとか食えるけど味はかなりキビシイ

ドクダミ茶の作り方

6~7月の開花期の地上部全草を鎌などで刈り取ってヒモで束ね、雨や夜露の当らない風通しの良い軒下に吊るして陰干し乾燥させる。便秘・むくみ・オデキ・動脈硬化・蓄膿症などに効果が期待できる。入浴剤にして薬湯にすれば腰痛に効果があるとか。

地上部を根元付近から鎌で刈り取る

風通しの良い車庫の軒下に吊るして陰干し

根元をきつく縛り直して洗濯干しに吊るした

晴れた日だけ軒下に出してカラカラに干し上げた

ハサミで適当な大きさに刻む

ハサミで適当な大きさに刻む

煎じて飲む

1日量5~15グラムを600ccの水で煎じ、1日3回に分けて服用する。薬草を煎じる時は、土ビンや耐熱ガラスやホウロウ鍋などを使う。鉄製のやかんや鍋は、タンニンなどの有効成分が鉄分と反応して変質してしまうので禁物。また、沸騰させてしまうと熱で破壊されてしまう薬用成分もあるので、60℃のとろ火で30~60分かけてゆっくり煎じる。保温トレーを使うと60℃~70℃をキープ出来てなかなか具合が良い。そのまま放置すると抽出した成分がまた薬草に吸収されてしまうので、熱いうちに茶こしなどで濾して冷蔵庫で保存する。

ホウロウ鍋と保温トレーを使って煎じる

完成したドクダミ茶・あまり美味しい物ではない