いもフライの作り方

我が家では、自家消費分のじゃがいもを自宅の畑で大量に栽培していて、カレー・シチュー・ポトフ・味噌汁の具・粉吹きイモ・肉じゃが・ポテトサラダ等、じゃがいもを消費すること自体が半ば目的化している料理のローテーションが、年間を通して延々と続く。その中でもダントツのヘビーローテーションが「いもフライ」。足利・佐野近辺でも、うちくらい頻繁に、しかも大量に「いもフライ」を食ってる家は珍しいんじゃないか??と、秘かに思っている。
我が家の「いもフライ」の作り方は、アジフライやエビフライ等、通常の「フライ」同様に、茹でたイモに小麦粉をまぶして、溶き卵を付けてからパン粉をまぶす。
大半の店で売っている「いもフライ」は、見ていると、茹でて串に刺したイモを、水で溶いた小麦粉に漬けてパン粉をまぶしている。私の推測では、「いもフライ」は、もともとはパン粉のない「イモの天ぷら」だったものに、いつの頃からか見よう見まねでパン粉を付けるようになったために、そのような手順になったのではないかと思う。また、卵は、昔は籾殻を入れた折り箱に大切に詰めて病人の見舞いに持って行く定番だった程の、高価な貴重品だったため、単価の安い「いもフライ」にはコスト的に使えなかったのかもしれない。
で、どちらが美味しいのかと言うと、あくまで慣れという問題もあるが、個人的には我が家流の判定勝ち。でも、お店流の「いもフライ」は、手軽なファストフードとして極めて秀逸だし、竹串持って外で食べると、また美味しいんだよね。
いずれにせよ、「いもフライって何?」「そんなの食べたことない。」という方が万一いらしたら、非常に簡単で美味しい料理ですので、ぜひ試してみてください。で、私は未だに疑心暗鬼なんだけど、本当に、「いもフライ」って日本中どこにでもある、ありふれた全国区の料理とは違うの???

我が家流・いもフライの作り方

材料

じゃがいも
卵・小麦粉・パン粉

調理方法

①たっぷりのお湯で、じゃがいもを茹でる。蒸かしても良いが、かなり時間が掛かるので茹でるのが手っ取り早い。イモが大きい場合、丸ごとだと芯まで茹で上がるのに時間が掛かるので、半分に切ると良い。茹でても蒸かしても味に差は出ません。
※新ジャガの場合は、茹で時間が長いと皮がパンクしてボロボロに崩れるケースがあるので、蒸かす方が良いかもしれません。
②茹でたイモを一口大に切り分けて、皮をむく。
③スーパーのレジ袋に皮をむいたイモと小麦粉を入れて袋を膨らまし、イモをゆっくり転がして小麦粉をまぶす。
④小麦粉をまぶしたイモを溶き卵にくぐらせて、パン粉をまぶす。
⑤熱した油でキツネ色にカラッと揚げて完成。キッチンペーパー等に乗せて油を切る。
足利市産の月星ソース、佐野市産のミツハソースやマドロスソースなどの地ソースをかけて食べる。ウスターか中濃かはお好み次第。少し甘めで酸っぱいソースがベストマッチする。

 

鍋でじゃがいもを茹でる

鍋でじゃがいもを茹でる

茹でたイモを適当なサイズに切り分ける

皮をむく

皮をむいたじゃがいも

皮をむいたじゃがいも

スーパーのレジ袋に入れて小麦粉をまぶす

小麦粉をまぶした状態

溶いた卵を付けて

パン粉をまぶす

溶き卵を付けると衣の味がぐんとアップする

下ごしらえ完了

熱した油でキツネ色にカラッと揚げる

完成・月星ソース等の地ソースをかけて食べる

お店風いもフライの作り方

材料

じゃがいも
天ぷら粉・パン粉

店によって当然作り方に差があるとは思うが、茹でて(蒸かして)串に刺したじゃがいもを、溶いた小麦粉の中にドボッと浸け、バットでパン粉をまぶして油で揚げるというのが、子供の頃から見てきた一般的な「お店流いもフライ」の作り方。やはり、お店流のも作ってみないと片手落ちなので、試しに作ってみた。最初、普通の小麦粉を水で溶いて作ってみたが衣に厚みが出ず、ベタッと薄いうえに固くてイマイチだったので、粉を「天ぷら粉」に変えてみたら非常に上手くお店風のテイストを再現できた。天ぷら粉には卵黄粉やベーキングパウダーが入っているので、衣がふんわりサクッと揚がったのだと思う。コツは「コツのいらない」?天ぷら粉をドロッとやや濃い目に溶くこと。溶き卵流に負けず劣らず意外と美味しいかったので、天ぷら粉を使えば、溶き卵流じゃなくても全然OK。
※その後の研究により、濃いめに溶いた天ぷら粉に更に卵を溶き入れると、グッと衣が美味しくなることが判明しました。

調理方法

①②は同上
③茹でて一口大に切り分け皮をむいたイモを、ドロッと濃い目に溶いた「天ぷら粉」に浸けて、パン粉をまぶす。
④熱した油でキツネ色にカラッと揚げて完成。キッチンペーパー等に乗せて油を切る。

小麦粉ではなく「天ぷら粉」を使うと上手にできる

卵黄粉やベーキングパウダー入りなのがミソ

茹でたイモを濃い目に溶いた「天ぷら粉」に浸ける

茹でたイモを濃い目に溶いた「天ぷら粉」に浸ける

パン粉をまぶす

作業の流れ

下ごしらえ完了

熱した油でキツネ色にカラッと揚げる

完成・かなり上手く店風のいもフライを再現できた

完全版・お店風いもフライの作り方

材料

じゃがいも・竹串(15cm)
天ぷら粉・卵・パン粉

調理方法

①ジャガイモを茹でて皮をむき、半日~一晩くらい冷蔵庫で冷やす。冷蔵庫で冷やすとイモが締まって、串に刺しやすくなる。冷やさずにホクホクしたままだと、串に刺す時にイモが割れてボロボロに崩れてしまいます。串に刺す場合は、茹でたイモを冷蔵庫で冷やすのが、ほぼ唯一のコツ。
②イモをやや小さめの一口大に切り、竹串に刺す。15cmの竹串に4~5個くらいの目安でちょうど良い。
③お好み焼きくらいに濃いめにドロッと溶いた天ぷら粉に卵を溶き入れて、アワ立て器で攪拌する。
④溶いた粉にイモを潜らせて、パン粉をまぶす。
⑤熱した油で揚げて完成。
※粉は天ぷら粉をそのまま使うのが手っ取り早くて簡単ですが、卵を溶き入れてみたところ衣に厚みとコクが出て、ほぼパーフェクトな感じに仕上がりました。

茹でて皮をむいて、冷蔵庫で冷やしたジャガイモ

茹でて皮をむいて、冷蔵庫で冷やしたジャガイモ

ひとくち大に切ったイモを竹串に刺す

ひとくち大に切ったイモを竹串に刺す

濃いめに溶いた天ぷら粉(卵入り)にイモを潜らせる

パン粉をまぶす

作業の流れ

油で揚げて完成・もちろん月星ソースで食べる