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倒すだけじゃない!日本で知られていない様々なドミノの遊び方と歴史を解説

ドミノは倒すだけのものではありません!

ドミノは倒すだけじゃなくて、ゲームとしてもとても面白いんですよ。欧米ではポピュラーなゲーム、日本でいうところのオセロぐらいに誰でも知っているくらいのゲームなのです。特に南欧のラテン諸国では、お酒と一緒に遊ばれることが多いみたいですね。

 

だれも知らないドミノの遊び方

日本でドミノゲームというと、 かろうじてカン テットなどファイブ系ゲームのルールが細々と紹介されているだけという情けない状 況なんです。

 そんな現状を打破すべく、もっともっと深くて楽しいドミノを日本にもどんどん広めていこうと、軽く 100種類を越えるドミノゲームの中から、代表的なドミノゲームのルールを厳選しました!

 

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 ほとんどがダブル6ドミノ1セットで遊べるゲームです。ドミノを持っ ている人も、これから買う人も、ぜひとも、これらのゲームで遊んでみてくださいね!

また、この他にも手軽に入手できるドミノルール集の"Great Book of Domino Games"では、68種類ものドミノゲーム(下記)と、これらのゲームの様々なハウスルール(ローカルルール)について細かく紹介されています。英語ですが図もあって読みやすいのでドミノゲームの入門書として最適です。

■ブロックゲーム (22 games)

ブロック、ドロー、メキシカントレイン、ストレッチ、ラテンアメリカンマッチドミノ、キューバンドミノ、ダブル、ティドル・ア・ウィンク、ドミノプール、マタドール、ブラインドドミノ、クロスドミノ、サイプラス、セパストポール、ザ・フォートレス、チキンフット、アデムアップ 50、パス、ワンアーム・ジョー

■スコアリングゲーム (9 games)

マッギン、オール5、5アップ、スニッフ、オールスリーズ、7トードピート、スリーズ&ファイブス、メリーゴーランド、バーゲン

■トリック・テイキングゲーム (9 games)

42、72、80、84、88、ネル・オー、プランジ、セブンス、ムーン

■ひとり遊びゲーム (16 games)

フェアルーシー、ルーゾン、ポルカドッツ、バロネット、ザ・ビッグクロック、ザ・バカニアー、キャッスルロック、5アップ・ソリティア、グッドネイバー、ザ・ジュブリー、ペーシェンス、スクイーズ、スタック、ザ・スルタン、シンパシー、トラフィック

■特殊牌使用ゲーム (5 games)

ダブルクロス、ピップ、レースホース、スポイラー、ワイルドスター

■天九牌ゲーム (7 games)

ブルファイティング、コレクティイングテン、ディスピューティイングテン、フィッシング、パイ・ゴウ、ティエン・ゴウ、ツイスター(ドラゴンダンス)

ドミノの歴史

日本人だって名前を知らない人はいないドミノ。だけどドミノ倒し以外にちゃんとした遊び方を知らないのも、またドミノだったりします。

ドミノはダイスの目が2つ並んだ長方形の牌を用いるゲームです。0~6までの数字の組み合わせが全て1種類ずつそろった28枚の牌のセットを”ダブル6ドミノ”と呼び、0~9までならダブル9ドミノ(55枚)と呼んでいて、ダブル12やダブル15といったものまであります。

そもそもドミノとは「2つの正方形」という牌の形を意味しているんですが、意外にもドミノの歴史は謎に包まれた存在なんですね。チェスやバックギャモンなど王侯貴族に愛好されたゲームは記録に残りやすいのですが、どうもトランプやドミノといった庶民の間に流行したゲームの起源や記録というのは、あまり残らないようです。今のところ定説となっているのは中国起源のゲームが18世紀にイタリアを通じて伝わり、独自のスタイルを確立しながら急速にヨーロッパ全土に広まったという説です。

ところが18世紀のイタリアは既に貿易大国としての地位を失っていた時代。交易の中心はシルクロードの陸路ではなく、大西洋の海路にとって代わられていました。経済的に疲弊したイタリアの都市国家は内戦を繰り返した挙げ句、スペインなど諸外国に屈し、ついにはナポレオンⅠ世の侵攻を受けることになってしまいます。

そんな歴史上、最もイタリアが衰退期に、どうしてヨーロッパの中心であったフランスやイギリスではなく、既にヨーロッパの一地方でしかなかったイタリアに中国からドミノのルーツとなるゲームが伝わり、ドミノとして産声をあげたのかは今となっては、わからないんですね。

たくましく想像力をはたらかせると、全盛期の勢いこそなくなってしまったが綿々と続いていたシルクロード交易のイスラム商人が、砂漠の長旅の退屈を紛らわすために遊んでいた中国のゲームが、偶然にもオスマン・トルコ経由でイタリアに伝わったのではないでしょうか。この中国のゲームはどのようなものであったかというと、おそらく天九牌(中国ドミノ)か、あるいはよく似たゲームだったようです。さらに歴史を遡れば、12世紀頃に発祥したゲームであり、麻雀とも起源を同じくするゲームとなるらしいのです。

さて話をドミノに戻しますと、中国起源のゲームから今のドミノへと形を変えたのは、ごく短い期間だったようです。現在のドミノと元の中国ゲームとをつなぐ中間的なゲームの存在があまり見あたらないことからも容易にうかがえます。ドミノは比較的早い段階で現在と同じ牌の構成――特にゼロを表すブランクの導入などがルールとして確立されると、そのままヨーロッパ中に伝播していったのでした。こうしてヨーロッパを駆けめぐったドミノ旋風は18世紀末にはイギリスで、 19世紀にはアメリカで大流行することになりました。

当初のドミノ牌は長方形の平らな動物の骨で作られていたのですが、1840年頃からは骨に裏面に黒檀を貼り合わせて真鍮のピンでとめた高級品へと変化してゆきました。やがてドミノが広く大衆に好まれるようになると、普及品として木製品が出回るようになり、今日ではプラスチック製がほとんどとなっています。

 ドミノはこうして数世紀の時代を経て今もなお南欧や南米を中心にヨーロッパやイスラム圏での人気が高く、杯を傾けながら興じる最高のゲームとして、日本でいうオセロ以上に愛されているのです。