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ブラックジャックの基本ルールを解説

ブラックジャック Blackjack は、カジノ Casino のカードゲーム Card Game の中でも、ポーカー Poker と並んでもっともポピュラーなゲームでしょう。家庭のトランプ・ゲームとしても「21ゲーム」「トゥエンティ・ワン Twenty-One 」として楽しまれています。

ここでは、本格的なカジノ・ゲームとしてのブラックジャックの基本的なルールをご紹介しましょう。

ブラックジャックのゴール

点数と勝敗

 ブラックジャックはカードの数字を合計して、大きい方が勝ちとなります。最初2枚からスタートして、好きなだけカードを追加していくことができます。ただし、21点が最高で、22点以上になってしまうとその時点で負けです(バースト Bust と言います)。家庭ゲームの場合は、21点が最高であるところから、「21ゲーム」や「トゥエンティ・ワン」といった名称で呼ばれています。

 親(ディーラー Dealer )と子(プレーヤー Player )の対戦で勝負を行い、点数が21点以内で大きい方の勝ちとなります。ディーラーが勝てばプレーヤーの賭け金(ベット Bet )は没収され、プレーヤーが勝てば賭け金と同額が支給されます。ディーラー対プレーヤーの一騎打ちのゲームです。

 ディーラー1人に対し、複数のプレーヤーが同時にプレーすることができますが、他のプレーヤーの手札 hand はまったく関係なく、あくまでもディーラーとの1対1の勝負で勝敗が決まります。カジノでは、ディーラー1人に対し、プレーヤーが最大7人まで着席(プレー)できるようになっているところが多いようです。

 カジノによっては、カクテルやシガレットのサービスをしているところもありますが、実際に着席してプレーしている人でなければ、このサービスは受けることができません。

 いったん着席すれば、その席はあなたの専用シートです。カクテルを飲んだり、他のプレーヤーやディーラーとおしゃべりを楽しみながら、心行くまでゲームを堪能してください。

(英語が得意でなくても、複雑な会話をするわけではないので、たいていは何とかなるものです)

点数の数え方

 カードの数字は、2~10はそのまま数えますが、絵札(J、Q、K)はすべて 10点として計算します。

 エース(A)は特殊で、1点または11点のどちらに数えることもできます。たとえば「2とA」の場合は Aを 11点と数えて 13点とします。しかし、そこに 10点札(T = 10、J、Q、Kのいずれか)が来た場合は、11点とすると合計 23点となってバーストしてしまいますので、1点と数えて 13点とすることができます。

エースの数え方の例
カードの
組合せ
合計点数 エースの
点数
A+2 13 11
A+2+T 13 1
A+2+T+T 23=Bust 1
A+A 12 11+1

 

 

ゲームの進め方

 最初の2枚のカードが「AとT」だったすると「11点+10点」で 21点となり、最初の2枚で最高点を獲得したことになります。これを「ブラックジャック」(BJ)と呼び、相手が3枚以上で 21点を作ったとしても勝ち Win となります。

 つまり、ディーラーが BJだった場合は、プレーヤーも BJでない限り、その時点でプレーヤーの負け Lose が確定します(この時点でそのゲームは終了となります)。逆に、プレーヤーが BJだった場合も、親が BJでない限り、その時点でプレーヤーの勝ちが確定します(ゲーム自体は、他のプレーヤーがいれば続行されます)。

 プレーヤーが BJで勝った場合には、賭け金の1.5倍が支払われます。ディーラーが BJで勝っても賭け金が没収されるだけで、追加徴収はありません。
 BJは、もともとは「スペードのエース」と「スペードのジャック」の組合せでできた手のことでした。文字通りのブラックジャックで、この組合せだけが特別に強い手と認められたわけです。

 それが、時代と共にインフレーションしてすべてのエースとジャックの組合せに拡大され、現代ではあらゆるエースと 10点札の組合せ(A+T)が BJとして扱われています。

ゲームの進行

カードを配る

 ディーラーは、各プレーヤーおよびディーラーにそれぞれ2枚ずつカードを配ります。ディーラーのカードは1枚だけオープンされます。

 このオープンされたカードを見せ札(アップカード Upcard )と言い、プレーヤーはアップカード1枚と自分の手札とを見比べて、どう勝負するかを判断することになります。

 伏せ札(ホールカード Hole Card )をどう読むかが勝負の分かれ目となります。

プレーヤーの手番

 この状態で、プレーヤーはもう1枚もらう(ヒット Hit )か、そのまま勝負する(スタンド Stand またはステイ Stay )かを決めます。

 ヒットしたことによって合計点数が 22点以上となる(バーストする)とその時点で、プレーヤーの手番は終了です。

 バーストしない限り、プレーヤーは何枚でもヒットすることができます。もうこれ以上いらないと思った時点で、スタンド(ステイ)します。

 プレーヤーがスタンドするかバーストした時点で手番が終了します。

ディーラーの手番

 プレーヤーの手が確定してから、ディーラーは伏せ札(ホールカード)をオープンします。

プレーヤーの手が確定してから、ディーラーは伏せ札(ホールカード)をオープンします。

 ディーラーは、2枚のカードの合計が 17点以上ならその場でスタンドします。16点以下なら 17点以上になるまでヒットし続けます。

 ディーラーは、プレーヤーの手にかかわらず、必ず 16点以下でヒット、17点以上でスタンドします。

ヒットした結果 22点以上となればバーストで、ディーラーの手番はその時点で終了となります。

 ディーラーが 17点以上になるかバーストした時点で、ディーラーの手番が終了です。

 複数のプレーヤーが同時にプレーする場合は、ディーラーに向かって右側のプレーヤーから順次手番を終え、すべてのプレーヤーの手番が終了してからディーラーの手番となります。

 ディーラーがヒットするかスタンドするかのルールは、カジノによって少し違うところもあります。詳しくは初級編で説明しますが、いずれにしても、ディーラーがどんな手でスタンドあるいはヒットするかは、あらかじめ定められていて,ディーラーは必ずそのルールどおりにプレーします。

勝敗の決定

プレーヤーもディーラーも結果が出たところで賭け金の精算です。

ディーラーの点数の方が大きい場合(ルーズ Lose )プレーヤーの賭け金はすべて没収され、逆にプレーヤーの点数の方が大きいとき(ウイン Win )は賭け金と同額がそのプレーヤーに支払われます(もちろんチップでの精算になります)。同点(プッシュ Push )なら、賭け金がそのままプレーヤーに戻されます。

ウインやプッシュの場合、チップは賭け金を置くスペースに置かれたままになります。これをいったん自分の手元に引き寄せないでそのままにしておくと、次の回の賭け金としてベットしたものとみなされてしまいます。

これは、ルーレットやバカラなどでも同じルールで、ライド・ベット Ride Bet と呼ばれています。意識的にライド・ベットするのはいいのですが、意図しないで賭けてしまわないようにしましょう。

勝敗の決定の例
 親→
子↓ 
BJ 20 19 Bust
BJ Push Win(1.5) Win(1.5) -
20 Lose Push Win Win
19 Lose Lose Push Win
Bust - Lose Lose Lose

 

さまざまなオプション・ルール

 ブラック・ジャックにはさまざまなオプション・ルール Option Rule があります。 ブラック・ジャックにはさまざまなオプション・ルール Option Rule があります。

 オプション・ルールはプレーヤーの権利ですから、まったく使わなくてもプレーはできます。

 でも、いずれもうまく使いこなせばプレーヤーに有利になる可能性のあるルールですので、一通り覚えておいて損はないでしょう。

インシュランス Insurance

 ディーラーの見せ札(アップカード)がエース(A)のとき、ディーラーは「インシュランス? "Insurance?"」と聞いてきます。伏せ札(ホール・カード)が 10点札(T)のときにブラック・ジャック(BJ)が成立しますので、あらかじめ「保険(Insurance)」を掛けることができるというルールです。

 インシュランスしたい場合は、インシュランス・ライン Insurance Line と呼ばれるエリア(プレーヤーのカードとディーラーのカードの中間の領域)に掛け金を置きます。

 インシュランスの掛け金は賭け金の半額までで、ディーラーが BJだったときには、掛け金の3倍が支払われます。賭け金の半額いっぱいまで掛けたときには、インシュランスの掛け金を含めてすべてが戻ってくることになります。(掛け金を一律半額としているところもあるようです)

ディーラーが BJでなかったとき( No Blackjack )には掛け金が没収され、通常のゲームが続行されます。

 

 このオプションは、アップカードが Aのときのみ有効です。他の数字よりも Tが出る確率が4倍高いので(他のカードが1種類ずつなのに対し、Tは 10・J・Q・Kの4種類)、特別に設けられたルールです。

 アップ・カードが Tのときにも BJになる可能性はありますが、インシュランスすることはできません。

イーブン・マネー Even Money

プレーヤーが BJで、ディーラーのアップカードが Aのときのインシュランスをとくに「イーブン・マネー Even Money 」と言います。

プレーヤーがインシュランスを掛け金いっぱい(賭け金の半額)掛けたとすると、ディーラーが BJだった場合もそうでなかった場合も、掛け金と同額がプレーヤーに支払われることになります。

したがって、イーブン・マネーのときは、その旨をディーラーに伝えるだけで、ディーラーは賭け金と同額をプレーヤーに支払います。

ディーラーが BJだった場合もそうでなかった場合もなぜ同様に賭け金と同額が支払われることになるのかを考察します。

まず、ディーラーの BJが成立していた場合。インシュランスが有効となりますので、掛け金の3倍、つまり掛け金以外に賭け金と同額相当が支払われることになります。

ディーラーの BJが成立していなかった場合、インシュランスの掛け金は没収されてしまいます。しかし、プレーヤーの BJが成立していますので、賭け金の1.5倍が支払われます。インシュランスの掛け金との差し引きで賭け金と同額相当が支払われることとなります。

 サレンダー Surrender

プレーヤーは、手もとのカード2枚と親のアップカードを見た時点で勝ち目がないと思えば、降りることができます。降りた場合は、賭け金の半額だけが戻されます。

降りるには、自分がヒットまたはスタンドを表明する前に、ディーラーに対して「サレンダー Surrender 」と宣言します。ディーラーの BJが成立したときには、降りることができません。

ヒットやスタンドはジェスチャーで示すこともできますが、サレンダーは口頭で伝えることになっています。

サレンダーのルールを採用していないカジノもありますので、ディーラーに確認してみるとよいでしょう。

手札が2枚オープンされた、ディーラーが BJ確認を終えた後でサレンダーできるルールをレイト・サレンダー Late Surrender=LSR と言います。レイト・サレンダーでは、ディーラーが BJのときには、サレンダーすることができません。

これに対し、ディーラーが BJ確認をする前にサレンダーできるルールをアーリー・サレンダー Early Surrender=ESR と言います。

当然ながらアーリー・サレンダーの方がプレーヤーに有利ですが、近年では、ESRを採用しているカジノはほとんどありません。

スプリット Split

 プレーヤーの2枚の手札が同じ数字だったとき、2枚を2つに分け、別々に勝負をすることもできます。これをスプリット Split と言います。スプリットで分けたカード(スプリット・ハンド Split Hand )には、最初に賭けた金額と同額までをベットすることができます。(一律同額と決められているところもあるようです。)

スプリットの意思表示は口頭で伝えても構いませんし、2枚のカードをそれぞれ指で指し示すジェスチャーでも通じるでしょう。スプリット・ハンドに改めてベットを追加します。

スプリットした場合は、2枚目のカードを引くところからゲーム再開です。

スプリットした結果両方ともウインであれば最大で最初の賭け金の4倍が入ってくることになりますが、両方とも負けると最大2倍の賭け金を失うことになります。

 

改めて引いた2枚目のカードが最初のカードと同じ数字だった場合、さらにスプリットを繰り返すことができるところもあります。

スプリットを繰り返す限度が最大4枚まで(スプリット3回まで)あるいは5枚まで(スプリット4回まで)などと定められているところもあります。

また、10点札はすべて同じ扱いとしてどの組合せでもスプリットできるところと、同じカードの場合だけがスプリットできるところがあります。


エースが2枚のスプリットの場合は、BJが成立する可能性も高いため、引けるカードは1枚だけです。


スプリットした後でブラック・ジャックができても、1.5倍ルールは適用されず、戻ってくるのは賭け金と同額(賭け金と合わせて2倍)のみです。

引いたカードが Aの場合のみ、さらにスプリットできるカジノもあるようです。
2枚目のカードを引いた時点で、改めてサレンダーを選択できるところもあるようです。その場合は、サレンダーを宣言したカードの賭け金のみが半額戻されることになります。残りのカードはそのままゲーム続行です。

ダブル・ダウン Double Down

 プレーヤーの手札がヒットするのに有利な組合せだった場合、ダブル・ダウン Double Down を選択することができます。ダブル・ダウンをすると、カードをもう1枚だけ引いてディーラーと勝負することになります。

 ダブル・ダウンをしたときには、ベットした金額と同額を追加します。その結果、勝てれば2倍になりますが、負けた場合も2倍になってしまいます。したがって、自分に有利な場合のみ選択するオプションということになります。(そういう意味では、ちょうどサレンダーと逆のオプションということです)

 ダブル・ダウンをしたいときには、自分の順番のときにすでにベットした金額と同額を足せばOKです。もちろん「ダブル・ダウン」と言葉で宣言しても構いませんが、黙ってベットを追加するだけでも十分です。(5+5などでダブル・ダウンしたい場合は、スプリットではないことをはっきりさせるために、言葉でも補足しておいた方が無難でしょう)

どんな2枚の組合せでもダブル・ダウンできる Double Down on Any Two Cards=DOA ところが多いのですが、ダブル・ダウンできる手が制限されているところもあるようです。

制限されているところでは、Aを含んだ手ではダブル・ダウンが許されず、できる手が「11のみ」「10か 11のみ」「9か 10か 11のみ」と制限されています。

スプリットした後にもダブル・ダウンできるルール( Double Down After Split=DAS )もあります。ただし、その場合でも、Aのスプリットではダブル・ダウンできません。

通常、ダブル・ダウンの選択は2枚の手を見た直後に行いますが、まれに3枚目以降を引いた後でもダブル・ダウンできるところもあるようです。

 

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