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居飛車穴熊の研究:組める形と手順を調べてみた【将棋】

穴熊に組める時、組めない時がある。四間飛車の戦形が違うだけでいろんな手順前後と工夫がいる。

毎局ごとに手を悩み時間を浪費してしまう。そんな罠から免れるためにここでは、組める形と手順研究をしていきます。

穴熊党達の参考になるなら嬉しいです。そして、これを見て穴熊を指してみたいと思った方や役に立ったと言ってくれる方が増える事を願っています。

穴熊って何?

初心者の方や穴熊を知らない方に説明しておきます。『アナグマ』というのは囲い名であり戦法名です。

下の『居飛車穴熊の陣形』に表示されているように、玉が端っこに移動し香車の下に潜って銀・金で固めまくる一番堅くやられにくい囲いです。そして、ここで研究している『居飛車』穴熊というのは、対振り飛車に使う、早い話は左側に穴熊を作る囲いの事です。ちなみに右側に囲うのは『振り飛車』穴熊と呼びます。

居飛車穴熊の戦型

 

研究概要説明

主に対四間飛車での手順を進めていきます。まず四間飛車が美濃囲いなどの囲いを優先させて進める指し方は、ほぼ確実に穴熊に組めるので積極的に攻めてきた場合の手順を研究していきます。(主に先手番の研究)

これから研究していくに至って『基本図』と呼ばれるものが、何故かやたら出てきますので要注意して覚えててください。

初手から▲7六歩▽3四歩▲2六歩▽4四歩▲4八銀までを以下、【基本図00】と呼びます。

 【基本図00】

 

一番基本的な穴熊という事で、3枚穴熊(以下、穴熊と呼びます)に安全に組む手順の研究をしていきたいと思います。

基本図から▽4二飛▲6八玉▽3二銀▲7八玉▽4三銀までを【基本図01】と呼びます。

 【基本図01】

 

 

 

まずは第一項:棒銀策です。

【基本図01】のように4三銀とするのは居飛車の持久戦を牽制した積極的な銀上がりです。

この銀上がりには急戦が有力とされていますが、それでも穴熊に組みたいと思うのが、根っからの穴熊党ならではのはずです。

【基本図01】から▲7七角▽5四銀▲2五歩▽3三角▲8八玉▽6五銀▲2六飛 までを【基本図02】と呼びます。

 【基本図02】

いわゆる玉頭銀と言われている角の頭の歩を目指して銀を繰り出した形です。

【基本図2】から▽4五歩▲7八金▽7七角成▲同桂▽4六歩

▲4六同歩▽7六銀▲4五歩までを【基本図03】と呼びます。

 【基本図03】

振り飛車も乱戦覚悟で▽4五歩といきなり開戦する指し方がおそらく一番多く、それ以外の手▽6二玉などでは先手玉はすでに8八の地点にいるので、すんなり穴熊に組むことができるでしょう。さてこの歩の取り方ですが、結果を先に述べると▲4六同歩と取る方が安泰とはいえませんが、陣形を生かせます。

ちなみに、▽7七角成▲同桂の交換を要れずにすぐに▽4六歩の場合も▲同歩と取り▽7六銀に▲9八玉で一局です。(穴熊を指すためにこういう変化も必要です)

補足説明

【基本図02】で6五銀型で▽6二玉など不安定なまま玉を囲ったりと手を緩めた場合、全ての始まりは▲7八金!

普通の堅い穴熊は組めなくても(5九金~6九金と寄せれば組める)穴熊には組めます。

▽4五歩と開けても他の手でも穴熊側は▲7八金から角交換などに備えつつ穴熊を目指す。

もちろん7八金型でも穴熊は堅いのでほぼ半数の方が▽4五歩と仕掛けてこられますし、玉頭銀戦法と呼ばれているらしい棒銀策ですが、仮に私がこの戦法を用いたとしてもおそらく▽4五歩と早々に開戦するでしょう。

【基本図02】から▽6二玉▲7八金▽7二玉▲9八香▽8二玉▲9九玉▽7二銀▲8八銀 までを【基本図04】と呼びます。

 【基本図04】

 

 

この【基本図04】まではお互いに囲いあった局面ですが双方の囲いに差がありすぎます。

このあとの手順で▽5二金左などでしたら▲5九金と右金を寄せていきます。また、先手は穴熊ですが▲5六歩が入っていなく▲5七銀としていないので▲4八銀と▲5九金の連結力はこのまま戦いに入っても中々強いです。

 

おまけ:居飛車穴熊の陣形

穴熊(基本形)

これが基本の穴熊

 

     
 
 
 

4枚穴熊

組めれば作戦勝ち

 

     
 
 

 

7九銀型穴熊

弱点を補った穴熊

 

   
 
 
 

 

片穴熊

駒二枚で守る薄さ

     
 
   
 

角穴熊

薄い以前の問題