何枚も買って多用しがちな、黒や白などの“ベーシックカラーアイテム”。
実は、パーソナルカラー別に選び方の基準があります。
その“基準”に沿ってアイテム選びをするだけでも、顔の印象がさらによくなるので、ぜひ知っておきたいポイントです。
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◼︎黒は「顔まわりに持ってこない」ようにする
原則的に黒が似合うのは“ウィンタータイプのみ”と言われています。
黒が着たい場合は、ジャケットやボトムに黒をもってくるようなアイテム選びをしましょう。
顔が明るく見える“反射板”の役割をしてくれるのは“デコルテライン”なので、デコルテ部分に自分の似合う色を合わせればOKです。
ただし、ジャケットとボトム両方に黒を使えるのは基本的にウィンタータイプだけなので、他のタイプの場合は、全身のバランスを取るように意識しましょう。
◼︎白は「微妙な色の違い」を意識して
普段使いしやすい“白”も、パーソナルカラーごとに得意とする色が異なります。
イエローベース(パーソナルカラーがスプリングとオータム)は、アイボリーや生成り色などの黄みがかったクリーム系の色を選ぶのがセオリー。
一方、スプリングタイプは、生成り色が肌に合わない場合もあるので注意が必要です。
また、ブルーベース(サマーとウィンター)は、ピュアホワイトやソフトホワイトなど白みの強い色を選ぶと肌になじみやすく、よく似合います。
「着回しやすいから」と選ばれがちですが、実は“真っ白”はウィンタータイプの人だからこそ似合う色。
“白”の中でも、微妙な色の違いに合わせたアイテム選びをしましょう。
◼︎ネイビーは「サマータイプ」によく似合う
モノトーン以外の色でも、同様に注意しておくべきカラーがあります。
まずは“ネイビー”。ファッションの定番とも言えるネイビーは、実はサマータイプに似合う色。
また、サマータイプは日本人に一番多いため、店頭でもネイビーカラーのアイテムが前に置かれることが多いようです。
サマータイプ以外の人は、黒と同様、顔まわりのファッションには使わない方がよいでしょう。
■ベージュは「イエローベース」向き
“ベージュ”は色合いによって似合うタイプが異なる色です。
基本的にイエローベース(スプリングとオータム)によく似合います。
ブルーベース(サマーとウィンター)は、デコルテ部分に持ってこない方がよいでしょう。日々のコーディネートで、意識してみてくださいね。
着る頻度が高めのベーシックカラーだからこそ、自分に似合う色や、肌がくすんで見えてしまうなどの影響が少ない部位を理解しておくことが大切です。
ベーシックカラーを着こなして、いつもよりワンランク上のおしゃれを目指しましょう。